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デビルメイクライ4 リフレイン攻略 iPhone版をメインに記載します。 難易度について(アプリ版 各ミッション 攻略(アプリ版) プラウドソウル解禁スキル(アプリ版) ブルーオーブ(アプリ版)
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デビルメイクライ3 機種:PS2, PC, PS3, 360 作曲者:柴田徹也、長谷川憲人 開発・発売元:カプコン 発売年:2005年 概要 「デビルメイクライ」シリーズの第3作目。 前々作のようなスタイリッシュなアクション性が復活し、シリーズの中でも特に評価が高い作品。 音楽の評価も高く、特にスタッフロールで流れる「Devils Never Cry」の人気は高い。 2012年にPS3と360で初代と『DMC2』が共に入ったHDリマスター版の『デビルメイクライ HDコレクション』が発売された。 (前作:デビルメイクライ2 次作:デビルメイクライ4) 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 Disc1 Prologue 柴田徹也 プロローグ Opening 柴田徹也 オープニング ダンテ事務所7ヘルズ戦闘 柴田徹也 M-1 End 柴田徹也 バージルのもとへ! Mission Start 柴田徹也 ミッションスタート M-2 Start 柴田徹也 ダンテ事務所前で7ヘルズ登場 Battle-1 柴田徹也 戦闘曲1 M-2 End 柴田徹也 塔(テメンニグル)出現 Mission Clear 柴田徹也 ミッションクリア M-3 Start 柴田徹也 塔の頂で見ていたバージルとアーカム Stage曲1 柴田徹也 ミッション3ステージ ケルベロス登場 柴田徹也 ケルベロス戦闘 柴田徹也 Continue 柴田徹也 コンティニュー ケルベロス倒す~三氷棍ケルベロス 柴田徹也 M-3 End 柴田徹也 レディ登場 M-4 Start 柴田徹也 レディの排除に向かうアーカム エニグマ登場~戦闘 柴田徹也 ギガピード登場 柴田徹也 ギガピード戦闘 柴田徹也 M-4 End 柴田徹也 ジェスター登場 M-5 Start 柴田徹也 ブラッドゴイル登場~戦闘 アグニ&ルドラ登場 柴田徹也 アグニ&ルドラ戦闘 柴田徹也 M-5 End 柴田徹也 アグニ&ルドラ倒す~炎風剣アグニ&ルドラ M-6 Start 柴田徹也 レディv.s.7ヘルズ Stage曲3 長谷川憲人 テメンニグル中上層部 M-6 End 柴田徹也 レディ落下 M-7 Start 柴田徹也 レディをキャッチ バージル登場 長谷川憲人 バージル戦闘1 長谷川憲人 M-7 End 長谷川憲人 魔人覚醒 M-8 Start 柴田徹也 テメンニグルダイブ Stage曲4 柴田徹也 リバイアサン内部 リバイアサン内ギガピード登場 柴田徹也 リバイアサンの心臓戦闘 柴田徹也 M-8 End 柴田徹也 挙動不審 Disc2 M-9 Start 柴田徹也 リバイアサン落下 Stage曲5 柴田徹也 大地底湖 ネヴァン登場 柴田徹也 ネヴァン戦闘 柴田徹也 ネヴァン倒す~雷刃ネヴァン 柴田徹也 M-9 End 柴田徹也 7ヘルズに囲まれるレディ M-10 Start 柴田徹也 裏切り 永久機関セット 柴田徹也 ダンテリフティング M-10 End 柴田徹也 レディの過去 M-11 Start 柴田徹也 アーカムの死 Stage曲6 柴田徹也 歯車機関室~地下闘技場 ベオウルフ登場 柴田徹也 ベオウルフ戦闘 柴田徹也 ベオウルフ倒す 柴田徹也 M-11 End 柴田徹也 消えたアーカム M-12 Start 柴田徹也 テメンニグルの謎を明かすジェスター ゲリュオン登場 柴田徹也 ゲリュオン戦闘1 柴田徹也 橋落下~ゲリュオン戦闘2 柴田徹也 ゲリュオン倒す~クイックシルバースタイルゲット! 柴田徹也 M-12 End 柴田徹也 ベオウルフを倒すバージル M-13 Start 柴田徹也 儀式 再会 柴田徹也 バージル戦闘2 柴田徹也 M-13 End 柴田徹也 陰謀 M-14 Start 長谷川憲人 テメンニグルの頂に立つアーカム アーカムを追う二人 長谷川憲人 Mission Start 2 柴田徹也 ミッションスタート2 Stage曲7 柴田徹也 儀式後のテメンニグル Battle-2 柴田徹也 戦闘曲2 M-14 End 長谷川憲人 バイクアクション フォールン登場~戦闘 柴田徹也 時空神像 柴田徹也 M-15 End 長谷川憲人 アーカム魔界へ M-16 Start 柴田徹也 魔界への道 Stage曲8 長谷川憲人 魔界と結合したテメンニグル レディと対峙 柴田徹也 レディ戦闘 柴田徹也 M-16 End 柴田徹也 心を許すレディ Disc3 M-17 Start 長谷川憲人 魔剣スパーダを抜くアーカム ドッペルゲンガー登場 長谷川憲人 ドッペルゲンガー戦闘 長谷川憲人 ドッペルゲンガースタイルゲット! 長谷川憲人 Stage曲9 柴田徹也 魔界 ダムドチェス戦闘 柴田徹也 M-18 End 長谷川憲人 アーカム覚醒 Stage曲10 柴田徹也 終わりなき無間の冥府 アーカム暴走 長谷川憲人 アーカム戦闘 長谷川憲人 乱入 長谷川憲人 アーカム戦闘2 長谷川憲人 M-19 End 長谷川憲人 Jackpot! M-20 Start 柴田徹也 父娘決着 兄弟対決 柴田徹也 バージル戦闘3 柴田徹也 ラストバトル152位第2回ラストバトル299位 M-20 End 柴田徹也 決着 “Devils Never Cry” 柴田徹也 スタッフロール 第2回123位第3回299位第5回721位第8回476位第9回640位第11回798位第13回263位第14回423位ゲームソング77位第2回ゲームソング136位 Epilogue 柴田徹也 エピローグ バージルその後 柴田徹也 Total Result 柴田徹也 トータルリザルト Game Over 柴田徹也 ゲームオーバー Super Play 柴田徹也 スーパープレイムービー ループデモムービー 柴田徹也 モーションキャプチャムービー 柴田徹也 ビデオコンテ 柴田徹也 プロモーションムービー 柴田徹也 サウンドトラック デビル メイ クライ 3 オリジナル・サウンドトラック デビル メイ クライ デンジャラス・ヒッツ デビル・メイ・クライ サウンドBOX
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作品概要 登場キャラクター・ダンテ ・バージル ・ネロ・アンジェロ ・悪魔(デビル) シリーズ一覧 作品概要 2001年に第一作が発表されたスタイリッシュアクション。 悪魔狩人(デビルハンター)・ダンテとなって、現代社会の裏で暗躍する悪魔どもを蹴散らすアクションゲーム。 シリーズに共通する部分として、格好良いアクション(コンボを途切れさせない、敵の反撃をうけない、同じ技ばかり使わない等)で敵を倒すとボーナスポイントが入るというシステムがある。 これをもって、本シリーズは「スタイリッシュアクション」というジャンルがつけられている。 簡単な操作でど派手に戦う演出が評判となり、シリーズ4作とリメイク1作が発売されている。 登場キャラクター ・ダンテ CV 森川智之 便利屋「Devil May Cry」を個人経営する銀髪碧眼の青年で、実は伝説の魔剣士スパーダを父に持つデビルハンター。 大剣リベリオンとエボニー&アイボリーを用いて戦う。頭や心臓を銃弾で貫かれても死なない、身体が損傷しても瞬時に再生する等人間のそれとはかけ離れた耐久力も持っている。 (毎作品ダンテが体を貫かれ、それもピンピンしている描写がされるのがお約束で、ファンの中では「恒例行事」とも言われている。) 愛用の父の形見の大剣(リベリオン)と馴染みの武器屋から仕入れて自作した二丁拳銃(エボニー アイボリー)は常に所持しているが、他の武器は基本的に現地調達で、事件が解決するたびに借金のカタに売り払っている。 ダンテは悪魔狩人を商売として行っているため、原則的には依頼がないと動かない。 色を好む性格であり、アニメ版では「Jack Pot!」に加え「ここから先はR指定だ!」というキメ台詞も追加された。 ・バージル CV:平田広明 ダンテの双子の兄。母親を殺されたことで己の無力に絶望し、悪魔として生きる男。父の形見である日本刀、閻魔刀(やまと)と魔力で産み出した剣 幻影剣を使う。 本作では1の過去に当たる3終了後からの登場。 +以下ネタバレ注意 3の時点で2人は19歳。1のダンテは20代後半である。 いきなり双子の弟が年上になって現れたら、びっくりするのも無理はない。 ・ネロ・アンジェロ CV:平田弘明 1で登場した魔帝ムンドゥスの手先。全身に鎧を纏った姿で、大剣を得物としてダンテの前に立ちふさがった。 ・悪魔(デビル) 魔界に住む悪魔たち。 本作にはシン シザース、ヘル=プライド、ヘル=レイス、ブラッディマリー、マリオネット(紫、緑)が登場。 シリーズ一覧 ゲーム本編作品デビルメイクライ (2001 PS2/PS3/X360) デビルメイクライ2 (2003 PS2/PS3/X360) デビルメイクライ3 (2005 PS2) デビルメイクライ3 スペシャルエディション (2006 PS2/PS3/X360/Win) デビルメイクライ4 (2008 PS3/X360/Win) デビルメイクライ4 スペシャルエディション(2015 PS4/XB One/Win) キャラ出演作品MARVEL VS. CAPCOM3 Fate of Two Worlds(2011 PS3/XB360) ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM3(2011 PS3/XB360/PSV) ビューティフルジョー 新たなる希望(2004 PS2) 真・女神転生IIIノンターク マニアクス(2004 PS2) アニメ(OVA含む)デビルメイクライ (2007 TVシリーズ) 漫画デビルメイクライ3 (作画:茶屋町勝呂著) 小説Devil May Cry (著:後池田信也) デビルメイクライ4 -Deadly Fortune- (著:森橋ビンゴ)
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デビルメイクライシリーズリンク 機種 タイトル 概要 判定 ナンバリングタイトル PS2/Switch デビルメイクライ 良く作り込まれた敵、切る・撃つ・避けるの駆け引き、それに起因する爽快感の高さが魅力の1作目。硬派でスタイリッシュなアクションを楽しみたい人に。 良 デビルメイクライ2 Switch版はDL専売。アクションゲームとしては普通だが、前作と比べ劣る部分が多すぎて黒歴史に。 シリ不 PS2 デビルメイクライ3 『1』と『2』の良点を組み合わせ大幅に改良。スピーディーかつ多彩なアクションで圧倒的コンボを叩き込む新たな爽快感が人気。 良 PS2/Switch/Win デビルメイクライ3 スペシャルエディション Switch版はDL専売。『3』にプレイキャラ「バージル」を始め様々な要素を追加した完全版。Switch版ではリアルタイムスタイルチェンジが可能な「FREE STYLE」モードを追加。さらに、ブラッディパレスがおすそわけプレイに対応しており、2人協力プレイが可能。 PS3/360/Win デビルメイクライ4 悪魔の右腕を持つ新主人公“ネロ”に世代交代したシリーズ4作目。ダンテも続投。『3』をベースにバランス調整された作りで取っ付きやすく、シリーズ初心者におすすめ。 良 携帯/iOS/Android デビルメイクライ4リフレイン 『4』の携帯/スマホ版。操作はスマホ向けに簡略化されているが、据置機版同様にスタイリッシュなアクションが楽しめる。 PS4/One/Win デビルメイクライ4 スペシャルエディション 『4』にバランス調整や新モードが追加された上位機移植版。新要素の影に、新旧あわせて細かい粗が見え隠れする。 良 PS4/One/Win デビルメイクライ5 11年ぶりのナンバリングタイトル。REエンジンの力を得てスタイリッシュアクションが帰ってきた!ネロ、ダンテの続投に加え、新キャラクター“V”の追加、大小様々な改良が施されたシリーズ集大成。 良 PS5/XSX デビルメイクライ5スペシャルエディション 『5』にバランス調整や新モードが追加された上位機移植版。一部の要素は有料DLCを購入することで無印でも遊ぶことができる。 外伝 PS3/360/Win DmC Devil May Cry Ninja Theory開発の海外受注作品。パラレルワールドが舞台のため過去作品との繋がりは一切ない。デザイン面の批判が目立つが、アクションゲームとしての評価やとっつきやすさは本家に劣らない。 なし PS4/One DmC Devil May Cry Definitive Edition 1080p/60FPS化・ターボモードの追加・全DLCの統合などが施された完全版。日本未発売だが、海外版を日本の本体で起動すれば全編日本語テキストに対応する。 良 その他 iOS/Android Devil May Cry Peak of Combat 『3』の世界観をベースにしたスマホゲーム。開発は中国のNebulaJoyが担当している。Unityを使用して開発されており、中国国内のみでリリースされている。 オムニバス PS3/360 デビルメイクライ HDコレクション 『1』『2』『3SE』のHDリマスター版を収録。『2』のバグ修正の一方、不完全なHD化と『3』の致命的な不具合等、移植作品としては微妙な出来。 なし PS4/One/Win 『HDコレクション』を現行機に合わせて再度手直し。一部仕様変更(という名のバグ修正)もあり。 Switch デビルメイクライトリプルパック 『1』のゲームカードと『2』 『3SE』のDLコードのセット。『3SE』には「FREE STYLE」モード等の独自の追加要素あり。 関連作品 機種 タイトル 概要 判定 PS2 ビューティフル ジョー 新たなる希望 初代『デビルメイクライ』同様、神谷英樹氏がディレクターを勤める作品。シリーズのPSハード移植版には、プレイヤーキャラとしてダンテが追加されている。また、ダンテをプレイヤーとして選択した場合は独自のストーリーが繰り広げられる。 良 PSP ビューティフル ジョー バトルカーニバル AC/PS2/Xb CAPCOM FIGHTING Jam ジェダのエンディングにダンテ(後ろ姿)が登場。 なし PS2 真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス 主人公の敵としてダンテが登場し、仲魔にもなる。 良 PS4/Switch 真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER 有料DLC『マニアクスパック』でダンテが登場。 360 ベヨネッタ 開発スタッフ、システム、一部設定などに関連性がある。 良 PS3/360 MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds プレイヤーキャラとしてダンテとトリッシュが登場。 なし PS3/360/PSV ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3 ダンテとトリッシュに加え、バージルもプレイヤーキャラとして登場。 なし 3DS PROJECT X ZONE ダンテが『ヴァンパイア』シリーズのデミトリとペアユニット、レディがソロユニットで登場。 なし PROJECT X ZONE 2 BRAVE NEW WORLD ダンテとバージルがペアユニットで参戦。敵としてネロ・アンジェロも登場。 良 PS3/PSV プレイステーション オールスター・バトルロイヤル 『DmC Devil May Cry』からダンテが参戦している。 なし 戦国BASARAシリーズ 「アラストル」など一部の武器が登場。『DMC』シリーズを基にしたアクションも多い。 ストリートファイターシリーズ ダンテとネロの一部の技は、このシリーズに登場する必殺技を元にしている。 SNK VS. CAPCOM 激突カードファイターズ シリーズ ダンテ、ルシア、トリッシュ、バージルが登場。 PS4/One/Win モンスターハンター ワールド コラボクエストで武器「ダンテの魔剣」 防具「ダンテαシリーズ」が登場。 良 Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL 有料DLCとしてダンテの衣装がMiiファイター用のコスチュームとして配信。 良 シリーズの概要 元々は『バイオハザード』シリーズのナンバリング第4作『バイオハザード4』として開発が進んでいた作品。 同シリーズは『4』において大胆なモデルチェンジに成功し新たなファンを獲得したのだが、その下地として『デビルメイクライ』があったのだ。 『デビルメイクライ』が独自シリーズになった理由は、ディレクターの神谷英樹氏をはじめとする制作陣がアクションを重視した結果、『バイオハザード』シリーズとしては「やりすぎ」と判断されたためである。 このような経緯で生まれた『デビルメイクライ』シリーズは、「スタイリッシュアクション」をテーマに掲げ、 ダイナミックでスピーディーなアクションがこれでもかというぐらいに詰め込まれ、「ド派手さとカッコ良さ」を最大限に追求したゲームである。 「デビルメイクライ」=「悪魔も泣き出す」便利屋を営む、人間と悪魔のハーフである男・ダンテを主人公として、悪魔との戦いを描く。 操作はシンプルでありながら、ダンテの挙動はアクロバティックで格好よく、掲げたテーマに恥じない内容で人気を得て、1作目から全世界200万本を売り上げるヒットを記録した。 『2』で一旦その評価を落とすものの、ダンテの青年期を描いた『3』と新主人公・ネロを迎えた『4』で、本編4作累計で全世界800万本近くを売り上げている。 その後、海外受注の外伝作品『DmC Devil May Cry』で迷走してシリーズが途絶えた時期もあったが、11年ぶりのナンバリングタイトル『5』で再び名誉挽回した。
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作品概要 登場キャラクター・ダンテ ・レディ その他 シリーズ一覧 作品概要 悪魔狩人(デビルハンター)・ダンテとなって、現代社会の裏で暗躍する悪魔どもを蹴散らすアクションゲーム。第一作は2001年に発売。 シリーズに共通する部分として、格好良いアクション(コンボを途切れさせない、敵の反撃をうけない、同じ技ばかり使わない等)で敵を倒すとボーナスポイントが入るというシステムがある。 これをもって、本シリーズは「スタイリッシュアクション」というジャンルがつけられている。 大剣や二丁拳銃、シリーズごとに異なる多彩な武器をシンプルな操作でを振り回し、無数に群がる悪魔や身の丈の何倍もある怪物をスタイリッシュに薙ぎ払う爽快なアクションが人気を博した。 登場キャラクター ・ダンテ 便利屋「Devil May Cry」を個人経営する銀髪碧眼の青年。 悪魔でありながら人間を味方した伝説の魔剣士スパーダと人間の間に生まれた魔人で、たった一人で何百もの悪魔を切り倒せる一騎当千の戦士である。 基本的には剣を武器とし、銃火器や魔具も使いこなす。 加えて、頭や心臓を銃弾で貫かれても死なない、身体が損傷しても瞬時に再生する等人間のそれとはかけ離れた耐久力も持っている。 (毎作品ダンテが体を貫かれ、それもピンピンしている描写がされるのがお約束で、ファンの中では「恒例行事」とも言われている。) 愛用の父の形見の大剣(リベリオン)と馴染みの武器屋から仕入れて自作した二丁拳銃(エボニー アイボリー)は常に所持しているが、他の武器は基本的に現地調達で、事件が解決するたびに借金のカタに売り払っている。 ダンテは悪魔狩人を商売として行っているため、原則的には依頼がないと動かない。 色を好む性格であり、アニメ版では「Jack Pot!」に加え「ここから先はR指定だ!」というキメ台詞も追加された。 cv:森川智之 ・レディ 「Devil May Cry3」のヒロインとなる人間の女性。 大型の多機能ミサイルランチャー「カリーナ=アン」を始めとする多数の銃火器を駆使し、女性でありながら悪魔狩人を生業としている。 母親を殺されたことから悪魔を憎んでおり、悪魔の血を引くダンテとも敵対する。 ちなみに「レディ」は本名ではなく名乗らなかった彼女にダンテが勝手に付けたあだ名だが、有ることがきっかけで自ら名乗るようになった。 +以下ネタバレ注意 本名はメアリ。原作中ではフルネームは明かされない。 作中でダンテとは和解。「3」の後は悪魔狩人仲間として友人のような付き合いをしている。そして借金を巻き上げている。 cv:折笠冨美子 その他 元々はバイオハザードシリーズの一つとして作られていたゲームが、紆余曲折のうちに本作として生まれ変わったという経緯を持つ。 原作のcvは英語。PXZでの日本語ボイスはTVアニメ版のキャストを採用している。 シリーズ一覧 ゲーム本編作品デビルメイクライ (2001 PS2/PS3/X360) デビルメイクライ2 (2003 PS2/PS3/X360) デビルメイクライ3 (2005 PS2) デビルメイクライ3 スペシャルエディション (2006 PS2/PS3/X360/Win) デビルメイクライ4 (2008 PS3/X360/Win) キャラ出演作品MARVEL VS. CAPCOM3 Fate of Two Worlds(2011 PS3/XB360) ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM3(2011 PS3/XB360/PSV) ビューティフルジョー 新たなる希望(2004 PS2) 真・女神転生IIIノンターク マニアクス(2004 PS2) アニメ(OVA含む)デビルメイクライ (2007 TVシリーズ) 漫画デビルメイクライ3 (作画:茶屋町勝呂著) 小説Devil May Cry (著:後池田信也) デビルメイクライ4 -Deadly Fortune- (著:森橋ビンゴ)
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デビルメイクライ 実況プレイ 2010年06月11日~2010年07月25日 全12パート 【ニコニコ動画】 デビルメイクライ(Devil May Cry) 2001年8月23日発売 カプコン スタイリッシュ ハードアクション かつて、魔界の王が人間界に侵攻した際、一人の悪魔が正義に目覚め、人間達のために戦った。魔剣士スパーダは、剣の力をもって魔帝を魔界に封じ込めた後、その最期まで人間界に残り世界の平和を見守った。 魔界封印から約2000年、伝説の魔剣士は人間の女性との間に双子をもうけていた。 そして現代。母親と双子の兄を悪魔に殺されたダンテは、仇を探し出すために悪魔退治専門の便利屋を営んでいた。 ある満月の夜、ダンテの構える便利屋「デビルメイクライ」に、突如、謎の美女トリッシュが訪れる。 話によると、2000年の時を経て魔帝ムンドゥスが復活し、再び人間界への侵攻を企てているらしい。 ダンテは彼女に導かれるまま、悪魔が巣食う島「マレット島」へと足を運ぶ。 【登場人物】 ●ダンテ 今作の主人公で、銀髪碧眼の屈強な男性。伝説の魔剣士スパーダの息子であり、悪魔狩人として便利屋「Devil May Cry」を営む。基本的に特定の「合言葉」を介した依頼しか受けない。 ●トリッシュ 今作のヒロイン。ある夜、突然「Devil May Cry」にバイクで乗り込んできた謎の美女。 ●スパーダ 2000年前に魔界に反旗を翻し、人間界を救った伝説の悪魔。 ●
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『デビルメイクライ3 スペシャルエディション』は「修正依頼」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。 依頼内容は問題点におけるセーブデータに関するバグの詳細の追記です。 デビルメイクライ3 概要 ストーリー ゲームシステム スタイリッシュコンボランク スタイル クレイジーコンボ 評価点 ゲームシステム その他 賛否両論点 問題点 総評 デビルメイクライ3 スペシャルエディション 概要(SE) SEでの主な変更点 問題点(PS2/Win共通) 問題点(Win版) 余談 その後の展開 デビルメイクライ3 【でびるめいくらい すりー】 ジャンル スタイリッシュクレイジーアクション 対応機種 プレイステーション2 発売・開発元 カプコン 発売日 2005年2月17日 定価 6,980円(税5%込) レーティング CERO 15歳以上対象(*1) 判定 良作 ポイント 名誉挽回の快作物語は『1』より過去設定は概ね本作で安定 デビルメイクライシリーズ 楽しすぎて狂っちまいそうだ! 概要 硬派な難易度と、派手に敵を倒す爽快感により人気シリーズとなった『デビルメイクライ』(DMC)シリーズの第3作。 時系列はシリーズの中で最も古く、便利屋開業時代のダンテと『1』で敵に操られる前の兄バージルの対決が描かれる。 ジャンル名は前作の「スタイリッシュハイアクション」から、「スタイリッシュクレイジーアクション」となった。 今回のダンテ、及びバージルの魔人化したときのキャラデザインは、『女神転生』シリーズのキャラデザインで有名な金子一馬が担当している。 なお、海外版のタイトルには『Devil May Cry 3 Dante s Awakening (ダンテの覚醒)』というサブタイトルが付いている。 ストーリー かつて魔剣士スパーダが、人間のために剣を振るい魔界を封じてから数千年――英雄スパーダと人間、両方の血を受け継ぐダンテは、街の片隅に便利屋を開業しようとしていた。そんな中、ダンテの店の側に突如として巨大な塔が出現する。月明かりに照らされたその塔の屋上に立っていたのは、失踪していたはずのダンテの兄、バージルと無数の悪魔達であった。同じスパーダの血を引きながらも、その目指すべき物の相違から袂を別っていた2人…。ダンテは、バージルとの決着のために、塔へと足を向ける。時を同じくして、人間のデビルハンター、レディもまた突如現われた塔に向かっていた。自らの因縁を断ち切るために。悪魔、人間、そしてその両方の血を受け継ぐ者。それぞれの思惑を胸に、運命の歯車が回り始める。 ゲームシステム スタイリッシュコンボランク ダンテをどれだけスタイリッシュに戦わせているかを表す評価で、低いほうからD,C,B,A,S,SS,SSSの7段階ある。 本作は戦闘中に絶えず様々な技で攻撃するなどの「スタイリッシュな行動」により画面右上のゲージが上昇し、MAXになるとスタイリッシュコンボランクが上がる。 ゲージが時間経過で0になるかダメージを受けるとランクは下がる。 ミッションクリア時のスタイリッシュランクについても判定基準が大きく変更。 これまで戦闘ごとのコンボランクの平均値で判定されていた部分が、今回から敵を攻撃することでランクに応じて増加するスコア「スタイリッシュポイント」で判定されるようになり、『2』のような理不尽さがなくなっている。 前2作との大きな違いは、ひとえに「ランクの基準が明示化されたこと」にある。基本的に同じ技を連発しているだけでは評価が低い仕様もここで明示されている。 スタイル プレイヤーが操作するダンテのプレイスタイルを決定付ける新要素。 「回避/移動に特化したスタイル」や「銃の扱いに特化したスタイル」といったものが存在し、ゲームをプレイする際はそれらの中から1つのスタイルを選択する。 選択したスタイルによって、「スタイルアクション」という、各スタイル固有のアクションを発揮できる。 スタイルには敵を倒して経験値を手にいれ成長する「成長型スタイル」と、デビルトリガー(DT)ゲージを消費して特殊効果を発動する「消費型スタイル」の2種類がある。 消費型スタイルは最初は持っておらず、ゲームの途中で入手する。 【成長型スタイル】 トリックスター(Trickster,TS) 機動力に特化したスタイル。移動・回避技が使える。 回避性能が格段に上昇するので初心者からでもオススメのスタイルだが、完全に使いこなすためには高度なテクニックが必要となる。 吹き飛ばした敵に高速で接近し、追い討ちをかけると言った攻撃的な活用も可能。万能性のある晩成型。 ソードマスター(Swordmaster,SM) 近接攻撃に特化したスタイルで、近接武器それぞれに対応する技が追加されていく。 レベルが上がるにしたがって技のレパートリーは増えていく。剣メインとなったこのゲームで主役を担うスタイルである。 ガンスリンガー(Gunslinger,GS) 遠距離攻撃(銃)に特化したスタイルで、銃器それぞれに対応する特殊攻撃が使える。 強化の方向性は銃により異なるが、どれも銃メインで戦える程度には強くなる。 ロイヤルガード(Royalguard,RG) 敵の攻撃をその場で受け止めることができる唯一のスタイル。 ただし避けを重視する傾向のシリーズなので、シビアなタイミング合わせが必須など意図的に上級者向けに調整されている。 スタイルアクションは前方からのダメージを軽減しエネルギーを溜める「ブロック」と、溜めたエネルギーを放出し敵を攻撃する「リリース」の2つ。 敵の攻撃タイミングにドンピシャで合わせると「ジャストブロック」「ジャストリリース」に変化し、あらゆる攻撃をダメージ0で防ぐ。 さらに、ジャストリリースはエネルギー値が低くともある程度のダメージを敵に与えるが、最大までエネルギーを溜めた時の単発威力は今作中最強。 ブロックは様々な技をキャンセルして出せる上に一瞬で動作を終了できるため、これで技の隙をキャンセルして技を連発するといった事もできる。防御だけではないのだ。 【消費型スタイル】 クイックシルバー(Quicksilver,QS) 時の流れを操るスタイルで、自分以外すべてをスローモーにする「タイムラグ」が使える。 タイムラグ発動直後には長めの無敵時間が存在し、上手く使えばあらゆる攻撃を簡単に回避できる。 一方的に攻撃を連発できる反則的なスタイルではあるものの、DTゲージを急速に消費するため持続時間は短い。 ドッペルゲンガー(Doppelganger,DG) 自分の影を操る技「アフターイメージ」を使えるスタイル。 DTゲージを消費してダンテの分身を作りだし、2人で共闘するというもの。分身はダンテの行動(押したボタン)と同じ動作を取る。 単純に火力が2倍になるので、コツをつかむと非常に強力。時間差をつけることも可能。 この間に2P側コントローラーを使って分身を操作することができ、擬似2人同時プレイも可能。 クイックシルバー同様DTゲージを消費するため持続時間が短い。こちらも時と場合を考えて発動する必要がある。 クレイジーコンボ ほとんどの武器に存在する大技。操作に連打を要する分通常の技よりも強力。 従来のミリオンスタブ(連続突き)も、今作ではクレイジーコンボに該当する。 評価点 ゲームシステム 全体的に前2作の良いとこ取りをしつつも、別のゲームと言えるほど劇的に進化している。 様々な技を織り交ぜる、見ていてもより一層楽しい戦い方を追及するゲームとなり、敵の攻撃をかわす他にも自分の攻撃をいかに組み立てるかという楽しみを提示している。 派手なアクションの数々 各クレイジーコンボは攻撃方法や演出が派手なものが多く、上手く決めればなかなか爽快。 やや影が薄めだが、敵をスケボーのように乗り回す「フリーライド」は敵を孤立させるという実用性も兼ね揃えており、これまた本作を象徴するクレイジーなアクションとして好評。 プレイスタイルの幅広さとリプレイ性の高さ ダンテは近接武器と銃をそれぞれ同時に2つずつ装備でき、またスタイルを複数の中から一つ選択することになる。 近接武器と銃はそれぞれ全5種類、スタイルは全6種類存在する。それらの組み合わせによって、同じステージ・同じ戦闘でもやることや考えることが全く違ってくる。 プレイする度に組み合わせを選ぶ楽しさがあり、何度でも遊べるゲームとなっている。 多彩かつハイテンポハイテンションなコンボによる攻めの楽しさ 装備している近接武器や銃はワンボタンで瞬時に装備を切り替えることができ、ある武器の技から違う武器の技へとスムーズにコンボを繋げられるため、前2作と比べてダンテの攻撃のバリエーションが格段に広がっている。 空中で敵を踏みつけてジャンプするエネミーステップ(エネステ)が、地上ジャンプ扱いとしてあらゆるアクションをキャンセルして出すことができるようになった(*2)。 これを利用して、飛び上がりつつ繰り出す技からそのまま空中技に繋げたり、地面に着かず空中技を連発するといった様々なコンボが可能に。ダンテの要となるアクションになった。 敵の攻撃を見切る快感 基本的に敵は画面内に写っていないと攻撃をしかけてこない。また攻撃モーションの出始めは大きめで攻撃によっては「声」が聞こえるので、全体的にタイミングを計り易くなっている。 攻撃を避ける手段も「横転」(ロック+横+ジャンプボタンの緊急回避)だけでなく、普通のジャンプや一部スタイル技にも無敵時間があるので、ただ避けるだけではなく回避や一部の動作がそのまま次の攻撃に繋がり、攻撃の手を休める事無く攻め続けることができる。 毎度恒例の最高難易度「ダンテマストダイ」もシリーズ内で最も簡単だと批判された『2』と比べて非常に難しくなっており、歯応えがある。ただし、下記の様な賛否両論点もある。 どのくらい難しいかというと、「HARD」や「VERYHARD」を余裕でクリアできる人でも、「DMD」になるとミッション2で詰まるほど敵の強化が容赦ない。 その他 キャラクター 前2作に比べて若く新しいダンテのキャラクター性は好評。不評だった前作の無口な性格から原点であるおちゃらけた性格に戻った。 若者らしいやんちゃなワイルドさとクレイジーさに溢れており、本作のスピード感やアクションの多彩さといった作風にも合っている。 ダンテの他にも個性的で魅力的な面々。 バージルの魅力 ダンテの双子の兄であり、ハイテンションでおしゃべりな弟と対照的に、無言無表情で悪魔を斬り裂いていく姿はダンテとは違ったスタイリッシュさ、かっこよさがあり、こちらもファンが非常に多い。 ムービーのクオリティも前2作に比べて見違える程上がっており、さながらアクション映画を思わせる仕上がり。 粗さや雑さ・マシンパワーの限界が見えるものの、モーションキャプチャーを使ったデモシーンの良質さはシリーズでも一二を争う程。 各ミッション開始時のデモシーン中には、そのミッションの番号と同じ数字がどこかに隠されている、という遊び心もある。 BGM 一部のBGMに歌詞がつくようになった。歌詞の内容もDMCそしてダンテらしくカッコイイ。 本作テーマ曲の1つとなるED曲『Devils Never Cry』は暗い曲調ながらファンから非常に人気が高い。のちの『MARVEL VS. CAPCOM 3』でもアレンジ版がダンテのBGMとなっている。 賛否両論点 扉から出てくる手が邪魔。 本シリーズでは条件を満たさないと現在いるマップから移動できない状態で扉に近づくと、手が出てきてそれに触れるとダメージを受けてしまうのだが、コンボを叩き込むのが売りの今作では特に邪魔な存在。 せっかく気持ちよくコンボを繋いでいても扉の手によってコンボを中断せざるを得ない場合がある。 ただしロイヤルガードスタイルの熟練者に限って言えば、扉の手の攻撃を利用してジャストブロックでエネルギーを溜めたり、ジャストリリースで扉付近の敵に大ダメージを与えるといった戦法が可能になるので、一概に問題点とも言い切れない。 扉の手の攻撃は攻撃力は低めだが、ロイヤルガードのエネルギー増加量が大きめの仕様になっている。 ちなみに『2』ではボス戦のときも手は出るが、本作ではボス戦に限り出なくなっている。このことから赤い手は意図的に雑魚戦中の嫌がらせ目的で出しているのだろう。 チャージショットがガンスリンガースタイル、前作までのラウンドトリップに相当するソードピアスがソードマスタースタイル選択時のみ使用可能になった。 チャージショットは見た目も派手になり、ソードピアスは2ボタン同時押し+スティック前方というコマンドで出せる上に技の発生時の隙も少ないといった利点も多い。 それでもこれらの技をどのスタイルでも使えるようにして欲しかったというプレイヤーも存在する。次回作の『4』からはチャージショットとラウンドトリップがどのスタイルでも使用可能になっている。 これらの技を使わなくても難易度DMDでもクリア自体は可能ではあるのが救いか。 戦闘面以外での、キーアイテム入手や仕掛けの解除といったミッション攻略の過程は、特別楽しいというものではない。 ミッション4~5は複数の階層に分かれる塔内を行き来しなければならず、初見ではどこに行けば良いのか分かりにくく、迷うプレイヤーが続出した。 ただし中には、何かを攻撃して破壊する必要があったり、エレベーターの場外に敵を落とす必要があったりと、アクションのシステムと融合した仕掛けなども存在する。 これらは比較的アクションゲームとして楽しみやすく、また飽きさせない工夫でもある。 ただしアクションが苦手な人にとってはなかなか先に進めず、ストレスになりかねない面もあるが。 広めのマップで、雑魚との集団戦やボス戦だけをシンプルに楽しめるミッション2が一番爽快に遊べるという意見が多い。 中にはミッション2以外はほとんどリピートしないようなプレイヤーもいたり。そして、コンボ動画でもDMDミッション2が人気ロケ地。 簡単強力トリガーバースト(通称TB)。 デビルトリガー(DT)発動の際にDTゲージを大きく消費することで、魔人化時のオーラで攻撃することができる。 全方位範囲攻撃というこのゲームでは貴重なタイプの範囲攻撃の上、最大溜めだと大抵の雑魚敵は一撃死し、さらに雑魚敵の群れに飛び込んで使うとコンボランクを一発でSSSまで上げられる。 爽快感の向上などに貢献しているのだが、使い勝手が良すぎるため、DTゲージを使う魔人化やドッペルゲンガースタイルといった要素を殺してしまっている。クイックシルバーは発動時無敵が重要視されているのでそうでもないが…。 ただし、この技は「初心者救済用」として認識されている節があり、ゲームに慣れたプレイヤーの中には、魔人化共々TBの使用を自主的に禁止する(禁止した方が楽しめる)者も少なくない。 後述のエニグマやフォールンのような「嫌いな敵だけはTBで倒す」という人もいる模様。そういう意味では便利か。 金子一馬デザインの魔人 発売当初の反響は大きく、その独特なデザインから賛否両論が飛び交った。 チャージショットを絡めた操作が困難 銃のチャージショットは過去作同様、ボタンを押し続けることで溜め続け、ボタンを離した時点で発射される仕様。 『1』の頃ならそれでも問題はなかったが、今作は戦闘で用いるボタンが多くなり展開もよりスピーディになったため、この旧態依然の操作方法には無理が生じており、チャージショットを溜めながら近接攻撃などを絡めて戦うのは操作難度が非常に高い。 そのためデフォルトの□ボタンではなく、比較的同時押ししやすいL1ボタンなどに銃撃のボタンを割り当てる人もそれなりに存在する。 ただし、L1ボタンは連打入力がややしにくかったり、入れ替わりで□ボタンにデビルトリガーの操作が割り当てられると今度はトリガーバーストを溜めにくくなる…といった問題もある。 より簡易的な操作方法のオプションを設けること自体は可能なはずである。例えば同社のロックマンシリーズのように自動的にチャージしてくれる機能や、ボタンを離しても発射されずにチャージ状態は保持されボタンを押し直すことで発射する…などの仕様も考えられる(*3)。 一方でこの高難度の操作が要求されることについては、「上級者にとっては技術の伸ばし甲斐がある」として好意的に捉えることもできる。 シリーズを重ねるにつれて使いこなすのが難しい要素が増えていく傾向をみるに、開発側はこういった思想を重視している節がある。 問題点 舞台、カメラの問題 基本的に1つの塔の中を行き来するストーリーなので、終盤までステージの見た目の変化に乏しい。 戦闘場所によってはカメラが悪く、非常に戦いにくい場合がある。 恒例の最高難易度DMD(DANTE MUST DIE)では、いつもどおり敵もデビルトリガー(通称DT)を発動させるのだが、このDT状態の敵が非常に堅く、この堅さが「冗長」「爽快感に欠ける」と槍玉に挙げられる事が多い。 今作の敵のDTは怯み耐久値(*4)と防御力が5倍という効果に統一されている。 つまり、異常に堅い上にほぼ常時スーパーアーマーの敵が誕生するということである。気が済むまでコンボを決めてもまだ敵が生きてることもある。 ただし「敵の数を減らすほど敵がすぐにDTを発動する」という仕様のため、敵にとどめを刺さずに各敵の体力を均等に削っていけば、その異常な防御力に悩まされることもほとんど無くなる。 旧作と比べて、魔人化しても攻撃面のパワーアップが実感しにくく、あまり強くなった気がしない。 今作の魔人化は、どちらかと言えば体力回復と相まって防御力やスピードが強化されるという、ステータス補助的な意味合いが大きい。この方面に関しては他シリーズの魔人を凌いでいる。 また魔人化専用技もネヴァンのエアレイドとリベリオンのフロートしかない。『1』『2』のように魔人化で強力な技が使えるといったのは無い。 覚醒したばかりという設定上、3の魔人がそれほど強くないというのは妥当ではある。また攻撃力よりスピードが強化されるという仕様も今作のコンセプトに合致している(*5)。 今作は手数の多いコンボを重視している分、1発毎の威力が一部除いて低めに設定されている。そのせいで上記の敵の固さがより目立ってしまっている。 比較的ロードの遅いゲームであり、特に度々挿入されるデモシーンのロードが煩わしい。 デモシーン自体は再生途中でスキップ可能だが、デモシーンのロードに時間が掛かる。 ボス戦前のデモシーンは、ボスに負けて再戦する度に毎回ロードさせられる。何度もボスに負けて再戦を繰り返していると、結構ストレスが溜まることも。 ほとんどのミッションは開始時もしくは終了時にデモシーンが挿入される。何度もやりこんでいく上では、どうせ飛ばすデモシーンが毎回ロードされるのが煩わしくなってくる。 連打要求数がキツイアクションが多い そのため一部のアクションが出しにくい。一応、連打を仕込んでおけば技を出すこと自体が不可能なわけではないが、狙ったタイミングで技を出すにはそれなりの連打力がいる。特にアグルドのクレイジーコンボ「テムペスト」はターボ+素出しで発動できれば自慢できるレベル。 また、ディレイコンボからの派生技(アグルドの「ミリオンスラッシュ」など)では連打仕込みを使えないため、こちらも非常に出しづらい。一応、2~3体の敵を攻撃すればヒットストップで動作が遅くなり出しやすくなる。 諸々の要因により、戦っていてストレスを感じる、煩わしい、爽快に戦いにくい などと言われる敵が多い。 ただしどの敵もそれぞれに個性や独特の攻略法があり、その捉え方・好き嫌いなどはプレイヤー個々人で異なる場合がある。 大抵の敵は普通の難易度だと問題ないが、最高難易度であるDMDになると大幅に強化される。 本作以降の敵は、一部除けば画面に入らない限り攻撃してこない。これを利用するとかなり有利に戦える。 + 敵の具体例 アルケニー(蜘蛛) 攻略法がわかっていないとイライラする敵の一種。珍しく低難易度でもなかなか手強い。 ただでさえ怯み耐久値が高い為ほとんど常時スーパーアーマーのような物であるにもかかわらず動きが素早いためコンボを中断されやすい。 その上ガードでプレイヤーの攻撃を弾いて反撃するという行動もある。 しかも遠距離から急襲するような攻撃が多く、特に難易度が上がると複数で別々の方向から攻撃してくること多々。 アルケニーはまだしも、何故かエネステ判定のないクイーンアルケニー(アルケニーの上位種)は本当に鬱陶しい。 実は攻撃動作中(直後含む)は怯み耐久値が極端に下がるという性質を持つ。上手くカウンターを食らわせれば割と簡単に怯む。 また火属性が弱点という設定なので、アグニ&ルドラが高威力になる。この武器を持っていくとゴリ押しでも結構いけてしまう。 エニグマ 遠距離から矢を連射してプレイヤーを攻撃・妨害してくる。 高難易度でなければそれほど鬱陶しくないが、DMDになった途端、驚異的な威力の矢を遠距離からガンガン撃ってくるという恐怖の存在と化す。 しかもようやく接近して殴り始めたと思ったら、怯んでも吹っ飛び状態にならない限り射撃をやめない極悪仕様。 それに加えて、プレイヤーが接近しようとすると高速で後ずさって逃げるという種類も存在する。この逃げが特定手段でなければ追いつかないほど異常に速い。スティンガーでも追いつけないといえば異常な逃げ足の速さが分かるだろうか。 有効な攻略法も存在するが、単調な戦法でありスタイリッシュとは言い難い。このことから糞グマとの蔑称を付けられることに。非DT状態かつ逃げタイプでなければ上手く怯ませ続けて華麗に戦うこともできるのだが…。 フォールン 通称天使。常時浮遊移動で地形を無視するので、よく壁の中に入り込んでしまいこちらの攻撃が届かなくなる。 さらに翼で弱点を守っているので、一定ダメージを与えて弱点を露出させないと倒せない為面倒である。 後述のSE版では弱体化して戦いやすくなっているが、元が元なので相変わらずウザい。それでも随分マシになっているが。 ソウルイーター(蛸) 背後を見せて実体化させないと攻撃が効かないので、攻撃するのに一手間掛かる。しかも手こずっているとワープされる。 例外的に画面外からでも攻撃をしかけてくる敵であり、その攻撃は誘導性能の高い突進。DMDでは体力も攻撃力も上がり、他の敵と一緒に登場すると結構鬱陶しい。 さらにこちらが魔人化しても吹っ飛んでしまうので他の敵にゴリ押しして対処するなんてのは通じない。 ただし、倒しても他の敵がDTを引きやすくならないという性質がある(デュラハンと同じ)。DMDでの鬱陶しさはエニグマに比べて格段に低い。 デュラハン 敵と言うよりはトラップに類するような種。 攻撃方法は決まった場所をぐるぐる回るか、ふわふわ浮いてたまに盾突撃。倒す方法は後ろから近接攻撃。遠距離攻撃は効かず、TBでの処理も不可。 このように手抜きもいい所と言うべき出来なのだが、この雑魚の出番は毎回と言っていいほど強制戦闘時。さらに、刃の先に掠っただけでもわかりにくいダメージを受けるのでSS狙いの時の鬼門。 後述のSE版ではプレイヤーを狙って来るさらにウザい個体が追加されている。こいつ相手にどうスタイリッシュに戦えと? さらにDTを引いたコイツは怯まないので歴代でも一二を争う糞敵と化す。 レディ(ボス) 銃火器しか持たない人間だけあって、銃を撃ったり手榴弾をばら撒きながら逃げ回るという戦法をとる。 またこの戦闘では何故か従来の戦闘と異なり、カメラ内に入っていない敵(つまりレディ)をロックすることができない。 こちらはそれを追いかけて斬ったり殴ったりするのだが、ステージの構造と視界の悪さが相俟って一度見失うと再度捉えるのが困難。 アーカム(ボス) 初見、もしくは低難易度ほど楽しいボスであり、逆に周回を重ねたり高難易度になればなるほど今度は苦痛になっていくというボス。 物語のクライマックスにあたるボスであり、後半は敵であった「バージル」が参戦して共闘するという非常に熱い展開になったりする。 途中何度もアーカムズレギオンなる集団と戦うことになるが、アーカムと因縁のあるレディから託されたカリーナ=アンが非常に有効などといった調整は燃える。 しかしながら、戦い方の自由度が低くなりがちというのが最大の問題。 特に高難易度になると装備、戦法がほぼ固定になってしまい、爽快感がどんどん失われていく。対レギオンも、カリーナ以外の対抗手段がほぼ無いためどんどん単調になり、楽しくなくなっていく。 後半戦は「バージル」の参戦により、強制的にDGスタイルの分身発動と同様の仕様になり、スタイルアクションと魔人化が使用不可になる。最初は楽しかったこの要素も、周回を重ねると爽快感減少の要因に。 また、特にDMDでの後半戦の一番の攻略法は、相棒に攻撃させ、自分はひたすら逃げ回るという非スタイリッシュこの上ないもの。というより一般的なプレイヤーはこの方法以外だとクリアすら難しい。 ジェスター(ボス) SEで追加された、道化師の姿をしたボス。 魔法陣から攻撃判定のある球体を出現させて攻撃するのだが、その中でも高難易度の魔法陣2はダンテでは特定の方法でしか確実に避ける手段がない。 それならまだしもバージルは確実に避ける手段が全く無いため、最終的に運ゲーになってしまう。 いくつかの技(スタイルアクション含む)は性能が微妙。一概に使い所が無いとは言えないが微妙な性能の行動が少なくない。 裏を返せば、ピンポイントで有効な使い方ができれば非常にスタイリッシュな「魅せ」ができる、ということでもある。個々人の趣味の範疇ともいえるが。 + 詳細 (TS)ダブルダッシュ~トリプルダッシュ 『2』の回避移動の劣化版であり、地上で短距離を高速移動する。3連続で出せるが、無敵状態になるのは1回目の「ダッシュ」のみ。これらは連続ダッシュ以外の行動ではキャンセルできず、終了時に隙がある。 戦闘において連続ダッシュの有用性が低く、性能的にスカイスター(空中ダッシュ)の半ば下位互換となっている。無いよりはマシ程度の移動技。 (TS)ウォールハイク 壁を駆け上ったり、壁を斜めに走りながら前進する移動技。壁走り中は無敵。 戦闘中は通常の二段ジャンプやエネステがあれば高度を稼ぐには充分。斜め走りに至っては使い道が皆無であり、基本的に魅せ技でしかない。 (SM ケルベロス)アイスエイジ 三秒ほど周囲に氷を張って無敵になる技。出が遅く、攻撃範囲も狭く、威力も低く、技終了まで他の行動でキャンセルできず、終了時の隙も大きめ。 低難易度では、ボスの飛び道具連射などをこの技だけで確実に避けきることができ、回避手段としての使い道がある。 高難易度では攻撃用としても回避用としてもあまり使い物にならない。とにかく技終了後の硬直が長すぎるのだ。 雑魚との戦闘では、怯みにくい敵・飛び道具持ちの敵・中~遠距離から急襲してくる敵といった相性の悪い敵が多く、技終了時の隙に攻撃を食らいやすいため、使い所がかなり限定される。 強いて言えば、爆弾を持った敵には爆発を無効化しつつ攻撃できたり、この技の最中にTBを溜めて、技終了時にTBで攻撃するくらい。範囲攻撃のためランクが上がりやすい。 (SM アグニ ルドラ)クロウラー 地面を這う飛び道具。見た目はカッコいいが性能は貧弱の魅せ技。擁護する部分が全くない。 ただ、アグルドは通常コンボを筆頭としてやたらめったら優秀な技が揃っているため、これまで優秀な技にするとバランスの問題が出てくる可能性はある。 (GS エボニー アイボリー)トゥーサムタイム 「正面」と「左スティックを傾けた方向」に同時に銃撃を行う。通常の銃撃と比べると怯ませやすいが複数の敵を足止めするには若干物足りない。 とはいえ、この技で大抵の技動作をキャンセル可能なので実用性はある。連射機能付きのコントローラーを使い通常射撃と交互に連射する事で前作のサブマシンガン並の高速連射が可能という小ネタも。 (GS ショットガン)ファイアワークス ショットガンを振り回し、周囲四方向に特定の順番で乱射する。 攻撃判定は全方向に同時に発生するわけではない上に死角があるので、周囲の敵を攻撃する用途には使い辛く、死角から攻撃を潰されやすい。 真後ろへの攻撃はすぐに発生するため、後ろから迫る敵に対して上手く位置を合わせれば一応使える。 アルテミス GSでのマルチロックが異常に強力で、GS以外のアルテミスは微妙と言われることが多い。 ○ボタンを押し続けることで1体の敵を重複ロックでき、○ボタンを離すとロックした回数分(最大10発)の射撃を行う技。 敵を自動追尾するのでワープ移動などされない限りどのタイミングで撃っても命中し、全弾ヒットでベオウルフのリアルインパクト(近接武器の単発威力最大の技)の約半分という高ダメージ、さらに複数の弾がほぼ同時にヒットするので遠距離武器にあるまじきひるみ削減値を誇り、他の技の動作中に溜められるので、コンボのダメージ増強・ふっ飛ばした敵への追い討ち・打ち上げた敵の固め・コンボとコンボの繋ぎなど、ありとあらゆる場面で大活躍する。GSスタイルの強みの半分くらいを担っていると言っても過言ではない。 とは言うが、実際のところGS時が異常に強すぎるだけで、普通に実用レベル。使い方がわからない人はまずは公式のMANIACSを見てこよう。 (GS カリーナ=アン)ヒステリック 小型の誘導弾を多数発射する技。アルテミスのマルチロックと比べると発生が遅く隙も大きいくせに威力も低いと使いどころに悩む。 ボスとして出たレディと同じ技が使えるというのは嬉しいが、それだけである。 (GS カリーナ=アン)グラップル HD版(PS3/360版)に限りどうしようもない技になってしまった。これは移植の問題なので、詳細は『HD版のページ』を参照。 PS4/One/Win版では修正されている。 (RG)アルティメット ブロック+(*6)で防げる攻撃を防ぎ、しかも体力を回復する。 ただし正面からの攻撃しか防げない上、回復量も微妙。 そしてロイヤルゲージを溜めることができない。RGスタイルだとリリースが重要なダメージ源になるので相性が悪い。 一応、ギガピードやベオウルフ戦など、正面から避けにくい飛び道具を撃ってくる相手には使えないこともない。 (DG)アフターイメージ 分身の攻撃ではスタイリッシュランクは上昇しない。 その為スタイルアクションなしでスタイリッシュランクを上げてから分身しないと、ミッションクリア時のスタイリッシュポイントが残念なことになる。 TBの使用を禁止しない場合、TBとスタイルアクションを組み合わせられる他のスタイルの方が火力に優れているという哀しい事態すら発生しうる。このせいで、DTゲージ無限のスーパーキャラ専用とか言われてしまう始末。 さらに状況次第だが同じゲージ消費型にもかかわらず、ゲージ消費量が激しすぎる上、汎用性、火力もQSに劣っているという救いようのないスタイル。 ただし敵を簡単に怯ませられたり、装備によっては特定の敵を比較的楽に倒せるといった長所もあり、全てにおいて他のスタイルに劣っているというわけではない。また、TBの使用を禁止すればさほど冷遇はされていない。 (ネヴァン魔人の空中専用技)ヴォルテックス、サンダーボルト どちらも1にあった魔人専用の空中技だが、性能は劣化している(特にヴォルテックス)。アクセントとして使えないということはないが。 ネヴァン魔人の飛行中に出せる数少ない技であり、またファンサービス技でもあるため一応存在意義はある。 『3』の魔人が『1』の魔人より弱いというのは理にかなっており、『1』のヴォルテックスそのままの性能では強すぎるかもしれないが、それにしても劣化しすぎている。 サンダーボルトに関しては、『1』のころとは比べ物にならないほどの低威力になってしまっているが、上空という安全な場所から一方的に攻撃できることと、連発してもスタイリッシュコンボランクが加算され続けるという利点があるのでイーブンだろう。 スーパーダンテを使えば、難易度がDMDだろうとこの技一つで大抵のボスを安全に倒すことが出来てしまう。 ポールプレイ 特定の場所にある棒を利用して、周囲の敵に回転蹴り等を行う。見た目は派手だが性能は低く、魅せ技の域を出ないというどこか勿体無い技。暴発が怖い。 フリーライド 動作中にエボニー&アイボリーで銃撃を行うと通常より高威力な720°が使える上見た目が派手だが、ダウンする敵が非常に少ないためポールプレイ程ではないが出番が滅多にない。ダウンする敵(主にヘル系の敵)を隔離できるため、実用性はある。 ステージセレクト機能はあるものの、好きなボスとだけ戦うことができないのが不満、という声はある。 ミッション最後のボスとだけ戦いたければそれまでの道中が煩わしい。唯一ボス戦だけを行えるのは最終ミッションのラスボスのみ。 ミッション18はボスラッシュとなっており複数のボスから任意で戦闘できるが、一部のボスはその中に含まれていない。 また、ボスラッシュの前にはダムドチェスメン戦をこなさなければならない。この戦闘、慣れていても攻略に手間暇が掛かるので、ボスラッシュだけをやりたい人には面倒な障害となっている。聖水で強引に突破するのも手。 クリア後、舞台である塔がどうなったかが語られない。そもそも何でダンテの居る街に塔が在ったのかも不明。 総評 この手の3Dアクションゲームの中でも屈指のやり応えと爽快感を持った名作。 前作の不評を覆すクオリティの高さであり、シリーズを立ち直らせた功績は大きい。 しかし目につく難点もあり、そこさえ改善してくれればという今一歩惜しいゲームでもある。 デビルメイクライ3 スペシャルエディション 【でびるめいくらい すりー すぺしゃるえでぃしょん】 ジャンル スタイリッシュクレイジーアクション 対応機種 プレイステーション2Windows 2000/XP 開発元 カプコン 発売元 【PS2/Steam】カプコン【Win】ソースネクスト 発売日 【PS2】2006年2月23日【Win】2006年6月30日【Steam】2007年6月12日 定価 【PS2】3,990円【Win】3,970円【Steam】1,990円 廉価版 【PS2】PlayStation 2 the Best 2007年6月28日/3,129円 2009年4月16日/1,990円 レーティング CERO 15歳以上対象(*7) 判定 共通 良作 Win 劣化ゲー ポイント 双子の兄「バージル」が使える完全版新たな敵や難易度などの新要素を追加Win版は通称「クソース版」 たまにはお前の遊びに付き合ってやろう 概要(SE) 発売後のバージルの人気から、急遽スタッフを再集結して作られたグレードアップバージョン。 SEでの主な変更点 バージルを操作してダンテ同様にミッションを攻略する「バージルモード」が追加。 ムービーはオープニングの2つのみ(新規に追加されたもの)で、本編中のムービーはカットされている。 ちなみに、ミッション中の実機ムービーはダンテモードの流用なので、バージルはダンテと同じ動きでキーアイテムを使う。 クリア特典で出現する、あるコスチュームで魔人化すると、『1』に登場したあのキャラになるというサプライズも。もちろんモーションも再現されている。 『2』で好評だった、出現する敵を倒し続ける「ブラッディパレスモード」が追加。 今回はLv9999を走破するとクリアとなって終了する。特典はスーパーダンテ。 新ボス「ジェスター」を追加。 全3回出現し、M5では強制戦闘だが他はスルー可能。ストーリーの展開を考えると不自然なタイミングで出現する。 難易度に海外版の「Hardモード」に該当する「Very Hardモード」が追加。 スーパーダンテがVHクリア特典に移動し、DMDクリア特典にはより高性能なスーパースパーダが追加。 スーパーダンテは弱体化しているが、DMDに挑戦する前にVery Hardをクリアしておき、スーパーダンテでDMDに挑むといった遊び方も可能。 ゴールドオーブを『DMC』のイエローオーブと同様に扱う(*8)「インターナショナルモード」が追加。 インターナショナルモードではイエローオーブ消費がその場復活ではなくチェックポイントコンティニュー時に一つ消費する『1』の仕様になる。 ストーリーでのデモを見ることが出来る「デモダイジェスト」が追加。 ゲームスピードを1.2倍に高速化する「ターボモード」が追加。オプションでON/OFFの設定ができる。 韓国語字幕が削除された。 敵配置の一部が変更がされた。敵キャラクター「デュラハン」の、前述のモーションや攻撃パターンが一新された別バージョンも登場する。 通常版では、SSSランクの時に挑発してそのままダンテを操作せず放置していると、DTゲージが自動的に上昇し続けるという仕様があったが、SEではこの仕様は削除された。 バージルの挑発には似たような仕様がある。 問題点(PS2/Win共通) 敵配置の変更などの関係からセーブデータの流用はできない。 セーブデータ消失、破損バグが存在する(最大の問題)。 ダンテモードからバージルモードのセーブデータをロード、上書きする等で起こる現象。逆も然り。 また、セーブデータ削除オプションが無い。つまり破損したセーブデータを削除することができない。 この現象は後年のHDC、Switch版でも修正されていない。一応、Switch版ではセーブデータ上書き対策が施されている。 ゲームバランスはほとんど変更(改良)されていない。 一応天使は弱体化し、デュラハンは敵っぽい動きをするものが追加されるなど一部変わってはいる(デュラハンに関しては改悪ともいえる)。 バージルは、スタイルが「ダークスレイヤー」のみ。これは瞬間移動のみ行えるスタイルで、ボス時に使っていた、ロイヤルガードのブロックの様な技は使えない。 スタイルが1つしか無いことについては「いろんなスタイルを使いたかった」という声があるものの、「さすがにそれは贅沢というもの」というところもある。 実際、現状でもバージルのプレイヤーキャラクターとしての完成度は充分に高い。 ダンテとバージルは操作性が異なるにもかかわらずキーコンフィグの設定が共通している。 それぞれに理想のキー設定があるプレイヤーは、キャラを切り替える度に設定を変更しなければならず、面倒臭い。 ダンテのコスチュームチェンジであるスパーダ魔人の性能がリベリオン魔人と同性能のままなので、バージルのコスチュームチェンジで使用できる専用の魔人と比べると全てにおいて見劣りする。 問題点(Win版) デフォルトのコントローラーのキーアサインが滅茶苦茶 Yボタンが決定、左スティックと右スティックの機能が入れ替わってる等 構成ファイルを弄るか外部ソフトを使う以外に解決方法がない。 後にアップデートでコントローラー構成用のアプリが追加されたが、対応していないコントローラーがある。 また、Xinput規格のコントローラーに対応していない。 前述の解決方法で対応したという報告もあれば対応しなかったという報告もある。 背景、テクスチャ、エフェクトの劣化 M7の月、M11イベントのベオウルフの羽と腕の輝き、ボス戦ベオウルフの振り向きパンチのエフェクト、M18ボスラッシュとブラッディパレスの背景、アーカムレギオンの攻撃予兆等がPS2版から劣化している。 負荷が重い BGMファイルが原因。排除するか非公式なMODを使うしかない、という状態。 サウンド 一部のBGMがPS2版から欠落している 10曲近くが欠落している。グレーな方法以外で解決することは不可能。 PS2版はサラウンド環境に対応していたが、Win版では何故か非対応に。 このWin版を元に移植されているHD版もサラウンド環境には対応していない。 Steam配信版が日本語に対応していない。対応する予定はあった模様。 レジストリを弄るかMODに頼るなど非公式な手段に頼るしかなく、ゲームとしては不便。 余談 実は体験版では“ラブプラネット店内”のスロットマシーンを調べることができた。 調べると「このスロットマシーンは壊れていないようだ。だが起動させるための道具は無い。」と表示される。 「本編でミニゲームとして遊べるのではないか?」と期待していたユーザーも居たが、結局無かったことになった。 ユーザーの手により様々なコンボ動画や魅せプレイ動画が作成・公開されており、本作のポテンシャルの高さが表れている。 ニコニコ動画では解説動画があったり、2ch攻略スレでは尋常ではないレベルの人達が動画を公開したりコンボを研究したりしている。是非参考にしてほしい。 DMC3SE COMBO MAD 3 プレイヤーはBrea氏&AI氏。 TrueStyle Tournament3 TrickSter Brea 「TrueStyle Tournament(TST)」という、当シリーズのプレイ動画を魅せ合う海外の大会(の様なもの)がある。この動画は第3回目にあたる「TST3」のトリックスター部門で優勝した動画である。プレイヤーのBrea氏は日本人。 公式サイトのコンテンツ“DMC3 MANIACS”の内容が非常に濃く、プレイする上で役立つ情報が載っている。 初心者向けの解説から、ゲームを遊ぶだけではなかなか分からない、マニュアルにも載っていないスタイルや武器の性能の詳細、テクニックの解説などを動画も交えて非常に分かり易く説明してくれる。コラムを読む前と読んだ後では、本作の捉え方や遊び方が大きく変わってくる可能性もある。 新規のプレイヤーにはとりあえず公式サイトの「DMC3 MANIACS」を読むことを推奨するユーザーは多い。 現在は残念ながら閉鎖されてしまった。ファンの手により内容をまとめたページもあったがそれも閉鎖された。 本作は時系列的には「デビルメイクライ0」とも言える位置付け。そのためか、トレーラー映像やOPムービーでは、数字の「0」を斬って「3」の字に変形させ「Devil may cry 3」のロゴになるという、洒落た演出がある。 劇中では中ボスとして登場するレディであるが、開発当初はプレイヤーキャラの一人として採用する予定もあったらしい。結局は没になってしまい、後途のHDコレクションでも使用はできない。 内部データにはプレイヤーキャラとして使用した際に使われる予定だったらしい音声、歩きや走りなど基本操作のモーションが残っている。 ダンテは『1』の時点で幼い頃にバージルと母が共に殺され自分だけが生きのびたと当初思っていた。 対戦車ライフルが小説版『2』のヒロインであるベリルが愛用していたそれに形状が似ている。 『3』発売前に前日談となる漫画版が発売された。全3巻予定だったが3巻は何故か発売されず未完のまま終わった。 Steamが正式運営を開始後、海外のゲームパブリッシャーが少しずつ参入する中、日本のゲーム会社が参入することはまず見られなかった。 だが、カプコンが本作(『3SE』)のSteam配信を開始したことにより参入一番乗りを果たしている(*9)。 その後の展開 2012年3月22日に『1』『2』『3SE』のHDリマスター版をまとめた『デビルメイクライ HDコレクション』がPS3/360で発売された…が『3SE』には致命的なバグがあるため、今から遊ぶならPS4/One/Win版を買うことをオススメする。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3994.html
デビルメイクライ 【でびるめいくらい】 ジャンル スタイリッシュハードアクション 対応機種 プレイステーション2 発売・開発元 カプコン 発売日 2001年8月23日 定価 6,800円 廉価版 MEGA HITS!2002年7月25日/4,179円PlayStation 2 the Best2006年8月24日/2,604円 レーティング CERO C(15才以上対象)(*1) 判定 良作 デビルメイクライシリーズ 概要 ストーリー ゲームシステム 基本システム ダンテのアクション スタイリッシュランク その他 評価点 アクション BGM やりこみ要素 ダンテの魅力 世界観 問題点 総評 余談 悪魔が恐れる男がいた。 概要 硬派な難易度と派手に敵を倒す爽快感で人気を呼んだ『デビルメイクライ』(DMC)シリーズの第1作。 ディレクターは『バイオハザード2』や後に『大神』等を手掛けた神谷英樹氏。 本作の時系列は『デビルメイクライ3』の後、『デビルメイクライ2』の前となる。 ストーリー かつて、魔界の王が人間界に侵攻した際、1人の悪魔が正義に目覚め、人間達のために戦った。魔剣士スパーダは、剣の力をもって魔帝を魔界に封じ込めた後、その最期まで人間界に残り世界の平和を見守った。魔界封印から約2000年、伝説の魔剣士は人間の女性との間に双子をもうけていた。 そして現代。母親と双子の兄を悪魔に殺されたダンテは、仇を探し出すために悪魔退治専門の便利屋を営んでいた。ある満月の夜、ダンテの構える便利屋「デビルメイクライ」に、突如、謎の美女トリッシュが訪れる。話によると、2000年の時を経て魔帝ムンドゥスが復活し、再び人間界への侵攻を企てているらしい。 ダンテは彼女に導かれるまま、悪魔が巣食う島「マレット島」へと足を運ぶ。 ゲームシステム 基本システム 主人公ダンテを操り、様々な武器や重火器を使って敵(悪魔)を倒したり、仕掛けを解除しながら進んでいく。 ゲーム全体は複数のミッション(ステージ)で構成されており、ミッション01から最終ミッションまでを順番に攻略していく。 ミッションごとに、プレイ内容に応じた総合ランク(最高はS)が記録される。高ランクを達成するほど、クリア時にボーナスとして多くのレッドオーブ(後述)が取得できる。 難易度は「NORMAL、EASY AUTOMATIC、HARD、Dante Must Die!(DMD)」の4段階。 NORMAL以外の難易度は一定条件で出現する。 ダンテのアクション ダンテは近接武器と銃器を複数の中から1個ずつ選んで同時に装備でき、ゲーム中はワンボタンでそれらによる攻撃を行える。 近接武器は実質的には雷の剣「アラストル」の剣術と、炎の篭手「イフリート」の格闘術が2種類。残りはストーリーで用いられるもので、いずれも剣である。 ボタンをタイミング良く連続入力したり、左スティック入力と組み合わせたりすることで様々な技を繰り出せる。 銃器には弾数の制限は無く、無限に撃てる。チャージを行うことで威力を上げられる。 移動アクション 通常のジャンプや二段ジャンプの他に、壁を蹴って高くジャンプしたり、空中で敵を踏みつけてジャンプしたりと幅広いアクションが行える。 デビルトリガー(魔人化) DTゲージを消費することで、一時的に魔人化してパワーアップするシステム。魔人化時専用のアクションもいくつか存在する。 本作のみの特徴として、攻撃モーション中のみ魔人化の姿になる。 水中の場所では主観視点の特殊な操作になり、使える武器は水中専用の銃のみとなる。 スタイリッシュランク 上手く敵を攻撃していくことで表示されるコメント。ダンテがどれだけスタイリッシュに戦っているかを表す。 ランクは低い方からD、C、B、A、Sの5段階。より高いランクで敵を攻撃するほど、敵を倒したときに落とすレッドオーブが多く累積されていく。 D...Dull / 鈍い、つまらない、退屈な C...Cool! / かっこいい、冷静な B...Bravo! / よくやった、うまいぞ! A...Absolute! / 絶対的な、完璧な S...Stylish! / かっこいい、流行の、粋な その他 ダンテの強化 「レッドオーブ」というアイテムを集めて一定量消費することで、攻略に役立つアイテムを入手したり、ダンテの能力を強化したり、新たな技を習得できる。 レッドオーブは敵を倒すと入手できる他、ミッションの特定地点にも設置されている。 ダンテの体力の最大値は「ブルーオーブ」というアイテムを集めることで増えていく。 ブルーオーブはミッションの特定地点に隠されている他、ミッション中に挑戦できる「シークレットミッション」という特殊な小ミッションをクリアすることでも入手できる。 DTゲージは「パープルオーブ」というアイテムを購入することで増えていく。 ファイル 各種アイテムや技、敵などの情報を参照できる図鑑。 敵との戦闘中に特定条件を満たすと、その敵のエネミーファイル情報が新たに書き込まれていく。敵の行動の特性など、ヒントとなる情報が多い。 ストーリーは良くも悪くもベッタベタのB級アクション映画そのものである。 評価点 アクション 剣で敵を打ち上げて空中の敵に銃を連射したり、連続突きの後に強力な一撃で吹き飛ばすなど、敵を手玉に取るような爽快なアクションが楽しめる。 ヒットストップは殆ど使用されていないながら、ダンテの各攻撃には一定の力強さや重みがあり、効果音などの演出も相俟って、敵に攻撃を打ち込む感触を味わいやすい。 魔人化の爽快感 魔人化時は攻撃力が格段に強化されたり、派手で強力な専用技が使えるので、一気に悪魔を制圧する快感が味わえる。 また、本作の魔人化はシリーズ中最も燃費が良く、ゲージ回収量も多い。逆にピンチを一発逆転するために使うのは不向きなため、積極的に使っていくことが求められる。 戦い甲斐のある敵(悪魔) 慣れないうちは苦戦しやすいが、その敵の特徴を覚えてコツを掴めば楽に戦えるようになるなど、アクションゲームのツボを押さえており、プレイヤー自身の上達を実感しやすい。 敵の弱点となる武器を使用していくことで、戦いがグンと楽になるのも特徴。基本的にはリスクの高い接近攻撃の方が攻撃力が高く敵を早く倒せるうえにオーブも回収しやすいが、射撃攻撃の方が戦いやすい相手や、そもそも射撃攻撃でないと倒せない敵を出すことにより接近攻撃、射撃攻撃を両立させている。 いくつかの敵には、特定の条件で攻撃すれば「クリティカルヒット」となり大ダメージを与えることができる。クリティカルを上手く狙えると、よりスタイリッシュに気持ち良く戦えるようになる。 どの敵も行動パターンなどが凝っている。エネミーファイルの情報の多さからも作り込みの高さがうかがえる。 この作り込まれた敵を、ダンテのスピーディーかつ重みのあるアクションで切り、時には避けるという行動のメリハリ、駆け引きは非常に歯応えがある。 モッサリアクションの『2』や、敵への圧倒的コンボ構築による爽快感を重視した『3』以降の作品では味わえない、古き良き魅力である。 BGM BGMも非常に好評 ロック調でスタイリッシュな曲は単体でも聞きごたえがあり、戦闘の気分が高揚する名曲ばかりである。 単純にカッコいい曲だけでなく、悪魔らしい不気味で恐ろしい雰囲気をイメージした曲もあり敵のインパクトをより際立たせている。 やりこみ要素 ステージ単位でも「デビルハンターランク」が判定されており、ダメージを受けず、かつアイテムを使わずに、短時間でクリアするほど高ランクになる。全ステージSランクで特典あり。 NORMALでも結構な難易度となっている(*2)が、序盤で苦戦しているとEASYモードへの選択肢が出現するため、アクションゲームが下手な初心者でもどうにか楽しめるように配慮されている。 HARDでは格段に手応えのある難度となり、最高難度のDMDの難度はとてつもないものとなる。 NORMALと比べると、ダンテが与えられるダメージ減少、敵の攻撃力が2倍・ボス敵の攻撃力5倍、敵がデビルトリガーを発動させてパワーアップすることがある…など、「Must Die (死すべし)」のモード名に恥じない超難易度。挑戦する前にアイテムを大量に温存してクリアすべし。 そんな地獄のようなゲームモードを完走したプレイヤーに送られる特典はなんとDTゲージ無限のスーパーダンテ。最高級の爽快感が味わえる。 ダンテの魅力 クールに悪魔相手に軽口を叩いた上で、スタイリッシュに悪魔を討ち倒すスタイルは痛快で、今作の「スタイリッシュ」というキーワードをしっかり体現している。 ダークヒーロー・アンチヒーロー的な魅力があり、男女問わず「カッコイイ」という声が相次ぎ、すぐに人気者となった。現在は外部作品でも数多く出演している。 世界観 禍々しくも魅力的な世界観 本作の舞台は中世ヨーロッパを思わせるゴシックホラー調の世界観としてフル3D描画されており、廃墟のような古城や幽霊船などのダークな雰囲気に魅了されたプレイヤーも多い。 攻撃を当てると何故か血飛沫が出る“マリオネット”や不気味な人形や漆黒の騎士“ネロ・アンジェロ”、冷気の悪魔“フロスト”や「醜悪」という言葉を体現した様な“ノーバディ”など、敵キャラクターのデザインもいい感じに邪悪で優れている。 ゲーム中ではダンテの手助けとなる様々なアイテムが手に入るが、これらのデザインもやたらと禍々しく個性的。また、説明文も中々凝っている。 「血塗られし呪い人形」「天空の蒼き霊石」といった詩的なミッション名も秀逸。 問題点 初心者には厳しい仕様の数々 以下のように、「強制的、強要的な」仕様が多い。アクションゲームの楽しさの捉え方は人それぞれ(プレイヤー側)なので、これが合わないというプレイヤーもいる。 高ランククリアによるオーブ取得量の割合が大きい。逆に言えば、それ以外で1周を普通にプレイするだけでは、強化が満足に出来ないほどオーブの取得量が少ない。 難易度の高さと相まって回復アイテムにオーブを費やしてしまい、満足に強化できなくなるといった負のループが続いてしまう。 高ランククリアのメリット、達成感が大きいとも見れるが、初心者には辛いのは否定できないだろう。 コンティニューする際に、アイテムであるイエローオーブを消費する必要がある。しかも強制のため、あえて使用したくない場合はやり直しが煩わしい。おまけに時間を巻き戻すという設定ながら、アイテムを使っていた場合はすでに消費した状態になってしまう。 回復アイテムである「バイタルスター」が1個(EASYのみ3個)しか持てない。しかもどこにも落ちていない(=所持数制限を超えて持てない(*3))ため、初心者にとってはかなり厳しい制限になっている。 アイテムに頼ったゴリ押しを抑制するためとされる。 シークレットミッション関連 体力強化に必要なブルーオーブのかけらを入手できるのだが、ミッション中に通る道から逸れた場所で起きることが多い。 『3』と違って一定の条件を満たしていなければ発生せず、最初のSMに至ってはボス戦を終えてクリア直前という状況で海底に戻るという手順を踏まなければならない。 ミッションセレクトはないので、一度スルーしてしまったら次の周回まで挑む事はできない。 2周目は強制的にHARDモードにされてしまう。ダンテの強化が足りなかったり、アクションが苦手だったりする人にはつらい。 3周目以降は「NORMAL」「HARD」「Dante Must Die!」の3種類から選べるようになる。強制DMDはないのでご安心を。 武器、銃器関連 近接武器の1つ、イフリートの溜め攻撃である左ストレートは最大まで溜めると威力がやや下がる(4倍)。一番威力が高まるのは最大になる寸前のジャストリリース(6倍)であるため、効率よく運用するためにはシビアなキー入力が要求されるので初心者には扱いづらい。 後述するが威力を倍増する仕様もあり、実際には8倍と12倍となるためジャストリリースを使いこなせるかどうかの差は大きい。 近接武器は強制的に入手、装備することになるが、銃器は取り逃したらそれっきりである。グレネードガンはわかりやすく目立つ位置にあるが、ショットガンとナイトメアβを取り逃したという報告はチラホラある。 ナイトメアβは最初の入手機会で取り逃しても後のミッションで再配置されるが、その場所もわかりにくいので救済措置になっているかは怪しい。 これらの問題は、プレイヤーの上達や知識を深めることで解決するようにはなっている。しかし、そこまでの道のりが険しいのは否定できない。 タイム評価の仕様 ムービー中や、メニュー画面、ロード中の間も時間が進んでいる。 タイム評価で高い得点を得るためには、ムービーをカットし、メニュー画面を開く回数も極力抑えなければならないにもかかわらず、飛ばせないムービーがいくつか存在する。 ミッション中にセーブしてゲームを中断した場合、次回始めるときはそのミッションの最初からになるが、それまでの経過時間が引き継がれてしまう。 ミッション開始から5分経過した状態でセーブ→ゲーム中断した場合、次回は5分経過した状態からのスタートになる(しかもミッションの最初から)。 中断前のオーブ所持数は引き継がれるが、ミッション中に入手したオーブの数はリセットされる模様。 続編である『3』や『4』では改善されており、メニュー画面を開いている間は時間は止まり、セーブしてゲームを中断した場合も時間はリセットされる。 カメラの問題 本作のカメラシステムは、各マップの特定領域ごとに視点などのカメラワークが切り替わる方式を採用しているのだが、このカメラの調整具合と、動きの激しい3Dアクションのシステムが噛み合っていない部分が見られる。 戦闘中に視点が切り替わると、移動や攻撃を行うべき方向が分かりにくくなったり、それまで見えていた敵が画面外や何らかのものに隠れて見えなくなってしまう場合がある。このために画面外の敵からの攻撃を食らうなど、余計なミスをしてしまう可能性もある。 銃器のバランス 銃器はグレネードガンが突出して強すぎる。 本来、連射がきかず一撃が強いというコンセプトの武器なのだが、発射後の隙を横転でキャンセルしながらグレネードを連発すると連射速度を上げる事ができてしまう。誰が呼んだか、通称「ゴロゴログレネード」戦法とも。 弾速が遅めで空中撃ちが出来ないという特徴があり、動きの早い相手だと当たりづらいと言っても、これだけで大半の敵を倒せてしまう。 グレネードには劣るが、ショットガンも排莢モーションを移動でキャンセルでき簡単に連射可能。近接戦闘ではこちらも強力。 逆に「ナイトメアβ」と呼ばれる銃は、1発の発射毎にDTゲージを1つ(チャージで3つ)消費し、ゲージがなくなると威力がガタ落ちしてしまうのでお世辞にも使いやすいとは言えない。また、一部の敵は特殊な耐性を持っていて全くダメージを与えられない。 ただし銃の中では一番ランクを上げ易い。DT中であればゲージが続く限り撃ち放題になるし、弾は壁を反射しまくるので群れや大型の相手には絶大な威力を発揮する銃でもある。また、左腕による殴打の攻撃力を2倍に増加させる隠れた特性がある。 近接武器の存在 「アラストル」を手に入れると、初期武器の「フォースエッジ」が用済みになる(*4)。 しかし、上級者はフォースエッジのみの縛りなどをしてプレイする者もいるので、そういう選択肢の一つと思えばまだ救いはある。 また、「スパーダ」を手に入れても特定のステージでしかDTを発動させられない(DTゲージが表示されず貯められない)ため、通常はあまり使われない(*5)。 あるモードでの追加武器「閻魔刀(やまと)」もアラストルのリーチが短くなったバージョンという感じでやや蛇足気味。 ただしDT発動中はスパーダに変化するので、これを生かした戦い方もできる。 アクションゲームとして別ゲーになる場面がある 水中戦は1種類の銃を黙々と連射するだけの単調な戦闘であり、ダンテのスタイリッシュさもあまり感じられない。しかもアングルがFPS視点で固定化されるために尚更である。 ラスボス第一形態戦は、画面奥に向かっての3Dシューティングゲームになる。しかも水中戦とは違って説明が無い。 大技のボルテックスや、高速移動などの存在を知らずに最高難易度に挑んでいた人もいるらしい(*6)。 スタイリッシュランク 一瞬でA~Sランクまで上がることもあれば、敵や状況によっては上手く戦っていてもランクがなかなか上がらないなど、調整がやや極端。 一部を除く銃撃では何故かランクを上げることができないため、近距離武器による戦闘に偏ってしまいがち。 『2』以降と違い、敵から得られるオーブ数の増減に関わるのが倒した瞬間のランクではないらしく、ランクSで倒しても大した量のオーブが出ない事が多々ある。 システム周り 走りモーションがやたらとギクシャクしていて不自然且つカッコ悪い。『2』で改善された数少ない点である。 手すりのような立つことができない場所に落下すると緩慢な速度で小さく跳ねるように移動するので非常にカッコ悪い。 『2』以降は飛び降りモーション、よじ登りモーションと共に削除された。 攻撃はダンテの最も近くにいる敵に対して自動で照準を合わせるようになっているが、ロックオンする敵を任意に選択したり1体の敵に対して維持し続けることができない。これにより複数の敵と乱戦している最中にロックオンの対象がいきなり変わることがあり思わぬ所で攻撃が外れることがある。特に顕著なのが中ボスのグリフォン、ナイトメアとラスボス第二形態である。 これらのボスは戦闘中にボスとは別に複数の攻撃対象が存在していたり、ボス本体に攻撃を当てられる部位が複数存在するにもかかわらず特定の部位のみ優先的にロックオンしてしまい、思うように攻撃を当てることができないという問題がある。 この点も『2』で改善されており、標的をロックオンする対象を任意に選べるようになった。攻撃部位が分かれている敵も部位ごとにロックオンができるようになっている。 好きなミッションだけを選んで遊ぶといったことはできず、全ミッションの通しプレイしかできない。 逆に、次回作以降と異なり落ちているアイテムが復活するため、周回することでアイテムを最大購入数より多く所持することができる(*7)。 一部の敵は倒してからレッドオーブが出現するまでの時間が長いため、レッドオーブを回収するためには敵が完全に消滅するまで少し待たなければいけない。 メニュー画面で銃器の装備を変更する際、毎回その銃が発射されるCGムービー(ロード時間込みで3~4秒程度)が流れる。ただしムービーは一応スキップ可能。 接近武器に関しても、R3を押すことで変更が可能(アラストルとイフリートの切り替えのみ)だが、結構な硬直時間が入り戦闘中に切り替えるには不便なため、結局メニューを開いて切り替えることが多い。 一々敵の攻撃を受けたりしないと完成しないエネミーファイル。流石に不評だったのか次回作以降簡略化された。 バグ それなりに存在する。ナイトメアβを撃った後にイフリートのメテオで攻撃するとナイトメアβの弾丸の威力が上昇する、最高難度で発生する強制戦闘をクリアして結界を解除すると、正規の進行ルートの封印も一緒に解除されてキーアイテムなしで先に進めてしまうなど。プレイヤーに有利なバグが多いのが救いか。 その他 PS2初期の作品なだけあって仕方ないのだが少々ポリゴンモデルが粗く、「謎の美女トリッシュ」があまり美女に見えない。 日本のユーザーからはちょくちょく突っ込まれていたことだが、本作はCGムービーがほぼ起用されていないのも一因である。 エネミーファイルではノーバディの項目に不具合があり、特定の有効攻撃の情報が別のアクションで追加されたり、項目通りのアクションでされない場合がある。さらに項目の上限数を超えてしまってる。 バグなのかは不明だがラスボス第三形態は一定時間が経過すると、「ダンテの体力を徐々に減らしていく触手」が体から生えてくるが、何故かこの触手には攻撃能力がない。 伝説の魔剣士の衣装でプレイすると、一部の敵の攻撃パターンが変化しており、ダンテやスーパーダンテでのプレイ時より若干難しくなっている。 総評 「スタイリッシュ」という単語をゲーム業界ひいてはネット界隈に定着させた名作3Dアクション。 かつ現在のスタイリッシュアクションゲームのエポックメイキングなゲームと言っても過言ではない。 現在の目で見ればゲームバランスや技術面でまだ粗削りかつシビアなところが見られるが、発売から10年以上たった現在でもそのゲーム性は充分に第一線で通用するものである。 骨太なアクションと高い難易度を求めるプレイヤーにはおすすめである。 『let s rock baby!』 余談 本作は元々『バイオハザード4』として開発されていたが、アクション性などの面で「ヤリすぎた」と判断されたため、オリジナルのタイトルとして開発された経緯がある。 ちなみに、『バイオハザード4』として開発されていた頃の主人公は警察官の「トニー・レッドグレイブ」であり、この名前は後にダンテの偽名として『DMC』本編にも登場している。 また、当初本作のタイトルは英語で「楽天的」を意味する「Devil May Care」だったが、同名の映画が既に存在した為に現在のタイトルとなった。 シリーズ20周年を迎える2021年8月23日には、ディレクターだった神谷氏が自身のTwitterでこの辺りの経緯について改めて振り返っている他、同年10月22日には公式インタビュー動画でより詳しいことが語られている。 『バイオハザード』が無かったら今も続く本シリーズは生まれなかったかもしれない。何とも皮肉である。 体験版ではダンテは退魔士だったらしくフォースエッジのデザインも異なっていた。 フォースエッジにはダンテの退魔の力を引き出す機能が備わっていたらしく、雷のエアモードと炎のテラモードの2形態が在った。 テラモードはゲームに実装できず結局ボツとなったが、『2』ではダンテでフレイムハートを装備すればテラモードの再現が可能。一応は日の目を見た。 TVCMはイベントシーンダイジェスト版・水野晴郎版・乙葉版・スイカ版・花束版の5種類が存在する。かつては本作の公式サイトで視聴できた。 このうちソニー制作の後者2つは「前奏曲 第1番 ハ長調:アヴェ・マリア」をBGMに、それぞれゲーム中での剣と銃の連携をバットやスイカの種速射でのスイカ割りで表現している。 女性が花束で不甲斐ない恋人を連続攻撃 → ハイタイム → トドメにジャンパンのコルク栓(銃撃での追撃に相当)というコンボでボコボコにする内容の、当時のソニーらしいシュールなCMであった。 特定の敵の攻撃を受けて力尽きると特別なやられ演出が発生する。 例を挙げると、敵の自爆攻撃の道連れにされ剣だけ落ちてくる、カメラ外に投げ飛ばされた後無数の鎌を投げつけられる(*8)、果ては地面に叩き付けられた後に食べられてしまうといった具合。 いずれもグロテスクで痛々しく、加えて演出中は背景が真っ赤に染まるので怖さもかなりのもの。ショッキングな演出だったこともあってか、以降の作品には受け継がれていない。 エンターブレインから発売された今作の攻略本は、大丈夫?とネタにされている同社の攻略本の中でも充実の完成度を誇る。 純粋な攻略内容やエネミーデータ(*9)のみならず、高難度やタイムアタックの攻略といった上級者プレイヤーも唸るコーナー、さらにはベニー松山氏が執筆したダンテの語りによるエピローグなども収録されており、ちょっとした読み物としての価値もある。 テーマソングはL Arc~en~Cielのドラマー・yukihiroによる『ring the noise』であり、後に『4』でもL Arc~en~Cielとして主題歌を担当したが、その際も『DRINK IT DOWN』の作曲を務めた。 本作と開発スタッフが共通している同じカプコンのスタイリッシュ英雄(HERO)アクション『戦国BASARA』及びその続編『戦国BASARA2』には、一部武将の最強装備として本作の武器が登場している。 本作に登場した悪魔達は次回作以降で一部再登場したり、新たに関連する悪魔が登場したりしている。 『2』に「サルガッソー」「ブレイド」「ファントム」が再登場、『4』に「フロスト」が再登場した他ブレイドの派生種である「アサルト」「ブリッツ」が登場している。 『3』では再登場したものはいないが(*10)、中ボスクラス悪魔の「ヘル=バンガード」に本作のシン系の特徴的な鳴き声が流用されている他、中盤ミッションの舞台兼ボスとなる巨大悪魔「リバイアサン」がムンドゥスによって創られた兵器という設定となっている。 そして『5』では、「シャドウ」「グリフォン」「ナイトメア」が主人公の一人V(ブイ)が使役する3体の魔獣として登場。まさかのプレイアブル化である。 グリフォンはサイズが一般的な鷲程度になり飄々としたお調子者な性格に、ナイトメアは黒泥で形作られた巨人といった風貌にデザイン変更されており、本作の彼らそのものなのか別個体なのかは不明。 しかし、繰り出せる攻撃には本作で使ってきたものが幾つかあり、かつて苦しめられた攻撃で逆に悪魔達を蹂躙できるのは感慨深いものがあるだろう(*11)。 他にも『5』には「デス・シザーズ」「ノーバディ」が敵として再登場しており、次世代機相応のより禍々しく醜悪な姿へと生まれ変わっている。 また、やや強めの雑魚敵として「ネロ・アンジェロ」に酷似した騎士姿の悪魔「プロトアンジェロ」が登場している(*12)。 本作はディレクターの神谷氏にとって思い入れが深い作品らしく、しばしばやや過激な発言をする彼らしく「自身の手がけた『1』以外は『DMC』だと思っていない」と発言するほどである。 実際、本作で完結させる形の幕引きをEDで演出しており、以降のシリーズや前述した開発スタッフが共通する『戦国BASARA』にも一切関わっていない。 ただ、プライベートなコメントにおいて「『DMC』と『ベヨネッタ』のコラボも機会があれば良いかもしれない」といった言葉も残しており、言葉通りの完全否定というわけではないようである。 また、神谷氏がとあるテレビ番組に取り上げられた際に、自身の手掛けた作品として真っ先に本作を挙げている。 + 神谷氏へのインタビュー 2021年5月にデザイナーのジュディ・A・ユラチェク氏が、本作のとあるシーンに出て来る床のテクスチャの一部が自身の著書にある写真を無断使用したものであるとして、カプコンに対し最大1,200万ドルの損害賠償に加え、使用した写真1枚につき2,500ドルから25,000ドルの支払いを求める訴えを起こした(参照)。 その後、2022年2月に訴訟取り下げの申請が受理されたことで和解が成立。詳しい話し合いの内容は明かされていない。
https://w.atwiki.jp/spwiki/pages/57.html
スタイリッシュアクションゲーム デビルメイクライ3SE 実況プレイ 2011年05月22日~2011年7月11日 全13パート 【ニコニコ動画】 デビルメイクライ3(Devil May Cry3) 2005年2月17日発売 カプコン スタイリッシュ ハードアクション ダンテが魔帝ムンドゥスを倒す前の物語。親の仇を探すために便利屋を開業しようとする若き日のダンテ。 便利屋の名前を思案していたそんな彼の前にアーカムという一人の男が現れる。 「君のお兄さんから招待状を預かっている」 男がそう言った直後に現れたのは無数の悪魔と、突如町に現れた巨大な搭であった。そしてその搭の上には、英雄スパーダの血を引きながら、悪魔として生きる道を選んだダンテの兄、バージルの姿があった。 時を同じくして、デビルハンターである女性、レディも搭に向かっていた。ダンテは自らの因縁を断ち切るために、嫉妬を司る巨魔「リヴァイアサン」が飛び交う、かつてスパーダの力によって封印された巨塔テメンニグルへ向かうのだった。 【登場人物】 ●ダンテ 主人公。悪魔(スパーダ)と人間の間に生まれた。母親の形見である銀のアミュレットを持っている。